この日はコロナウィルスの影響で政府から緊急事態宣言が発令されました。
日本全体でさらなる緊張感が漂う中、我が家でも事件が起こりました。。
その日は職場にいっておりましたが、緊急事態宣言が発令されたことで色々準備が必要となり、帰りが夜11時近くになりました。
こんな遅くまで仕事してたらコロナじゃなくて過労で倒れるわ!とか思いながら、帰宅すると、トルコ人女性のEさんがどうやら外出している様です。(家の玄関にスリッパを置く場所があり、ここにスリッパが置いてあるということは外出している、ということがわかります。)
どうせ彼氏の家にでも行ってるんだろう、畜生、、とか思っていたら、オランダ人男性のS君から「Eさん、さっき救急車で運ばれたみたいよ」と言われました。
えっ!!!!
あまりに突然の出来事で驚きが隠せず、どういうこと????とS君に聞きましたが、S君もあまり事情はわかっていない様でした。
すると、シェアハウスの管理人さんから電話がかかってきて、事情を確認すると、どうやら本当に救急車で運ばれたらしく、管理人さんも一緒に病院にいっているそう。そしてできれば私も病院にきてほしいと言われました。
仕事の疲れの中、ぼーっとしている状態での出来事であり、若干パニックになりながら、自転車で急いで病院まで向かいました。
病院に到着し、管理人さんと合流して事情を確認すると、私が帰宅する少し前に、Eさんが突然、胸が痛いといって管理人さんの家に来て、そのままうずくまってしまった様です。(管理人さんの家は私たちのシェアハウスの隣にあります🏠🏡。)
それで慌てて救急車🚑を呼んだ様です。
診察を受けた結果、検査数値に異常はなく、はっきりとした原因はわからないということになりました。コロナウィルスの検査も、熱が37.5度以上を4日以上続いていないと受けられないということで、結局入院することもできず、自宅療養となりました。
Eさんがコロナウィルスにかかっている可能性を捨てきれない為、病院からタクシーを使うこともできず、約30分自転車を押しながら歩いて帰りました🚲。
Eさんは呼吸がしにくい様で、何度も立ち止まりながら少しずつ進み、何とか家にたどり着きました。
とはいえ、Eさんがコロナウィルスを持っている可能性があるため、Eさんにはマスク・ゴム手袋を着用してもらい、極力、共用部(リビング・キッチン・シャワー・トイレ)は使用せず、使用した場合はアルコールを噴射して殺菌する様に依頼しました。
コロナウィルスの検査を受けれていれば、結果がわかった時点で、陽性であれば入院、陰性であれば普通通り生活ができますが、そもそも検査を受けれないため、ずっと陽性・陰性のどちらかわからず、ひとまず陽性として生活をする必要があり、本人も同居者もとても不便な生活になります。
日本の検査体制の不十分さと、シェアハウスのデメリットを感じた日でした。
登場人物が色々出てきておりますので、ここで整理しておきましょうね。
【登場人物】 私 :日本人男性、29歳 Eさん :トルコ人女性、アラサー、日本語、英語共に話せる S君 :オランダ人男性 アラサー 英語しか話せない (唯一話せる日本語は「めんどくさい」) I君 :ギリシャ人男性 アラサー 日本語、英語共に話せる 管理人 :日本人女性 年齢は年金もらえるくらい
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